IWC 2021年新作 ビッグ・パイロットウォッチ XPL REF.IW357201

2021年4月7日、IWCはWatchesandWondersで、特許取得済の新しいショックアブソーバー・システムを搭載した初の腕時計、ビッグ・パイロット・ウォッチ・ショックアブソーバーXPLを発表。モデル名のXPLは“experimental=実験”を意味し、近年新設されたIWCのエクスペリメンタル設計部門によるプロダクトである事を指し、製造数は年間10本までとされています。

IWC 2021年新作 ビッグ・パイロットウォッチ XPL REF.IW357201

戦闘機コックピット内を想定して製造されたパイロットウォッチ

IWCのパイロットウォッチと関係の深い軍用航空機。パイロットは、極限状況下にある窮屈なコックピット内で鋭い金属製の物に囲まれて操縦を行います。こうした空間で、腕時計は計測機能を維持する為、高い堅牢性が求められます。

ビッグ・パイロットウォッチ XPL REF.IW357201

今作ビッグ・パイロット・ウォッチ・ショックアブソーバーXPL(Ref.IW357201)の外観はビッグ・パイロットのデザイン要素を受け継ぎながら過去にない意匠となっています。セラタニウムの質感、黒基調に映えるショックアブソーバーが存在感を放ちます。

戦闘機コックピット内を想定して製造されたパイロットウォッチ

セラタニウムは、近年IWCが開発し独自特許技術で生まれたチタニウム同等の軽さと堅牢性にセラミックと同等の硬度を併せ持つ素材。本作はこのセラタニウム外装に採用。さらにスプリング・プロテクト・システム(SPRIN-gPROTECTsystem)によって高い耐衝撃性を実現しています。

耐衝撃性の向上

ムーブメントを浮かせた状態にするカンチレバー・スプリングは縦横にわたって応力が均一にかかるように設計。最先端のシミュレーション・ツールと綿密なデザインプロセスを経て誕生しました。ムーブメントとケースの個別移動を可能にした要素である独自リューズも新たな技術となっています。

耐衝撃性の向上

またバルク金属ガラス(BMG)も新技術によるもので、従来の金属素材をはるかに上回る弾性を持たせることに成功しています。

これらのシステムによってIWCのムーブメントは耐衝撃性の物理的な限界を引き上げ、衝撃試験において30,000g以上の加速度テストをクリアしました。これはIWCの8年の研究開発の成果でもあります。

従来の金属素材をはるかに上回る弾性

年間10本の製造と言う少なさは、こうした革新的技術、新しい素材を取り入れる事で製造工程が複雑になった事が理由であるとされています。

自動巻ムーブメントcal.32115

耐衝撃性を高めるためにムーブメントの軽量化も重要な要素となります。今作に搭載される自社製ムーブメントcal.32115は軽量構造となっており、機械パーツに航空宇宙産業で採用されているハイテクアルミニウム合金を用い、軽量・高剛性を保持しています。さらにパワーリザーブは120時間のロングパワーリザーブとなっています。

自動巻ムーブメントcal.32115

ビッグ パイロットウォッチ ショックアブソーバーXPL REF. IW357201

ムーブメント:cal.32115自動巻き
防水性能:10気圧
パワーリザーブ:120時間
製造数:年間10本

情報元:www.iwc.com

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