ロレックスデイトナ116520と1165200LN

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時計買取アンティグランデ 加藤です。

今回は新型のデイトナ116500LNと前世代のデイトナ116520(最終品番)の外観の違いについて、ご紹介したいと思います。

INDEX 目次

おそらくタイトルを見て違和感を感じられた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そうです、ぱっと見で新旧デイトナの違いはセラミックに変更されたタキメータベゼルのみ。その他、ケースはもちろんムーブメントも旧型と同様のCal.4130を搭載しているなど他に違いは見られません。

しかしダイヤルを良く見てみると…ロレックスならではの“多くの且つ、わずかな”違いが見られました。

116520と116500LN ロレックス デイトナ ダイヤル比較

王冠

王冠下部の口の大きさにわかり易い違いが見られます。

12時位置“ROLEX”ロゴ

116520に比べて116500LNの方が太く、懐が狭くなっています。

12時位置“OYSTER~”

116520に比べて116500LNの方がレターの間隔が狭く詰められています。また116520がセリフ体であったのに対して116500LNはサンセリフ体となっています。

ダイヤル中央“DAYTONA”

116520に比べて116500LNの方がレターが小さくなっています。また12時位置の“OYSTER~”表記と同様にサンセリフ体からセリフ体に変更されています。一方で間隔については広めにとられています。

6時位置“SWISS MADE”

116520に比べて116500LNの方が大きく表記されています。

6時位置ミニッツマーカー

116520に比べて116500LNは“SWISS MADE”表記前後の(5分ごとの)ミニッツマーカーが長くなっています。

インデックス

わかりづらい部分ですが、116520に比べて116500LNの方がわずかに縁が太く変更されています。

インダイヤルのインデックス

116520に比べて116500LNの方がアラビア数字、バーともに線が細くなっています。アラビア数字はやや幅を持たせているように見えます。

 

ダイヤル以外では…

その他

リューズ、ケースなどについては一見して変化は無く、新旧ともに同様のパーツを用いているように思われます。

ロレックス 人気の秘密

いかがでしたでしょうか?

長年、ロレックスは次々とあらたな時計を生み出しながらも、大きなデザイン変更がないことで有名です。それによって“普遍性”というロレックスのブランド資産がユーザーの中に構築されているといっても過言ではありません。

その一方で、ロレックスの腕時計は、製造された場所の違いやマイナーチェンジなどによって、わずかな違いをもつ個体が存在します。こういった中で製造数の少ないものは、希少とされ価値が上がっていく場合があります。

今回の新旧デイトナ比較ではベゼルに確たる違いがあり、ダイヤルに見られた変化から希少という話にはなりません。しかし、このわずかな変化をつけることで話題が生まれたり、116500LNの中でマイナーチェンジが行われていくと、後に製造数の少ないダイヤルに注目が集まっていくことがあります。

意図してかどうか…
こうしたわずかな変更の中にロレックスの人気の秘密が垣間見えます。

デイトナのご売却をご検討でしたら、ぜひお値段だけでもお尋ねください。

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加藤

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