IWCは、今月上海で開催されるWatches&Wondersにてポルトギーゼ・クロノグラフ初となるブレスレットタイプを発表します。
最も愛されてきたポルトギーゼ
ここで言うポルトギーゼ・クロノグラフとは、最も広く知られている顔のポルトギーゼの事。 細いベゼルと見返し、文字盤の12時と6時位置のインダイヤル、リーフ針の時分針・アプライドのアラビアインデックスが組み合わさった装飾の少ないミニマルなデザインのポルトギーゼです。
このデザインは1998年に登場したRef.IW3714~で完成したもので、2018年には150周年限定モデル(2000本)として同様の顔立ちのまま自社ムーブメントcal.69355を搭載したIW371601が登場。2020年に入るとリファレンスにIW3716~を冠した自社ムーブメントモデルが通常ラインナップとしてシリーズに複数追加されました。 約20年以上にわたり同じ意匠で愛されてきたのです。さらに、この時点までポルトギーゼ・クロノグラフは一貫してレザーストラップの組み合わせを貫いてきました。(独自の見返しやレタリングといったデザインコードは1995年登場のポルトギーゼラトラパンテref.3712からはじまったと思われます)
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ポルトギーゼ・クロノグラフ Ref.IW3716~
初のブレスレット
ポルトギーゼと言うと、そのスタイリッシュな顔立ちとレザーブレスレットから本来スポーツモデルである“クロノグラフらしからぬ”フォーマルで美しい佇まいが特徴です。一方でストラップタイプは、湿気の強い夏場やアウトドアシーンでは着用を迷ってしまうという側面がありました。今作ブレスレットタイプの登場によってそうした抵抗感はやわらぎそうです。
今作のブレスレットタイプのモデルはIW3716~で始まる新型のRef.IW371617。Ref.IW371617のブレスレットは、ステンレススティール製で、耐久性・耐腐食性に優れており、これまで以上に幅広いシーンで活躍してくれそうです。また、ストラップとの組み合わせは捨てがたいモデルですので、シーンに応じて付け替えるというスタイルが定着する時計となるかもしれません。
ステンレススティールブレスレットは、今後すべての新作にアクセサリーとして展開されます。
ポルトギーゼ・クロノグラフ Ref. IW371617
防水性能:30m
ムーブメント:自動巻き(cal.69355)
パワーリザーブ:約46時間
情報元:iwc.com
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