ジャック・ニクラスとデイデイト
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帝王、ジャック・ニクラス氏の時計が高額落札

2019年12月10日にニューヨークにて行われたフィリップスのオークション、”GAME CHANGERS”において、ジャック・ニクラス氏が約50年間に渡って愛用していたロレックスのデイデイトRef.1803が出品され、1,220,000USドル(約1億3,300万円)にて落札されました。

ロレックスのデイデイトRef.1803
画像:phillips.com

ゴルフの歴史と共に時を刻んできた時計

この時計は1967年の4月にロレックスより贈られて以来、毎日のようにニクラス氏が愛用していた時計でした。

ゲーム中はゴルフバッグの中に大切に保管されていて、18番ホールのグリーン上でこの時計をバッグから取り出して腕に装着するのが恒例となっており、表彰式でトロフィーを持ちあげる彼の腕には、必ずと言っていい程にこの時計が光っていたのです。

ジャック・ニクラス
画像:phillips.com

そんな彼の栄光と共にゴルフの歴史を刻んできたロレックスのデイデイト、時計ファンはもとより、ゴルフファンにとってもかけがえのない存在であることに違いは無いでしょう。

圧倒的な付加価値

かなり乱暴な比較になってしまいますが、このロレックスのRef,1803自体は、最も流通量が多いと思われるシャンパンゴールドにバーインデックスの文字盤であることもあって、150万円程度の予算があれば十分に状態の良いものを入手可能です。

ロレックスのデイデイトRef.1803
画像:phillips.com

そんな一般的な価格とは遠くかけ離れた今回のオークションの落札額、その全てはジャック・ニクラス氏と共にあった時計としての付加価値そのものであるといえるでしょう。

この数字では表現しようのない付加価値が、オークションというシステムによって、今回もまた数値化されたのです。

ジャック・ニクラウス氏について

1940年1月21日、オハイオ州コロンバス生まれのプロゴルファー。

1960年代から1990年代の長きに渡る活躍で、メジャー大会通算18勝の歴代最高記録をはじめPGAツアー73勝、PGA賞金王8回、同最優秀選手5回、アメリカ男子の賞金ランク1位8回等、数々の栄冠に輝き、「帝王」、「史上最高のゴルファー」などと称されました。

1960年代にはよきライバル、アーノルド・パーマー氏と共に何度となく激しい戦いを繰り広げ、ゴルフをメジャーなスポーツへと発展させた立役者のひとりとも言われています。

ジャック・ニクラス
画像:phillips.com

日本人の記憶に残る、青木功氏とのバトル

1980年の全米オープンでは、青木功氏と4日間同組でプレーし、全盛期の青木氏とゴルフ史に残る死闘を繰り広げたことは、「バルタスロールの死闘」として、日本においても語り草となっています。

3日連続で68で廻って「帝王」ニクラス氏と首位タイで迎えた最終日、スタート前の記者会見において、まだ有名とはいえなかった青木氏にアメリカの記者が「あの有名なニクラス氏と戦えて嬉しいでしょう。」と聞いたのに対して、青木氏は「あんた方が知らんだけでね、俺だって有名なんだよ。」とニコリともせず、毅然とした態度で答えたといいます。

この戦いは最終ホールにまでもつれ込む大接戦の末、結果はニクラス氏が優勝、青木氏は惜しくも2ストローク差の準優勝に終わりましたが、これが現在までのメジャー大会における日本人男子の最高成績となっています。

前オーナーが時計にもたらすもの

マーロン・ブランド氏が自ら購入し、映画「地獄の黙示録」でも使用した1972年製のGMTマスターも出品された今回の”GAME CHANGERS”は、バオ・ダイ氏、エルビス・プレスリー氏、エリック・クラプトン氏やポール・ニューマン氏等、近年のオークションのトレンドともいえる有名な前オーナーの存在による付加価値がよりクローズアップされたものであったように思えます。

世界的に有名な前オーナーの知名度がもたらす付加価値は、一部の時計ファンのみが共有するに過ぎない時計そのものが持つ付加価値を大きく凌いでしかるべきものと思われ、しかも前オーナーが歴史に名を残す人であれば、その付加価値こそどこまでも膨れ上がっていくもののように思えてなりません。

ジャック・ニクラス
画像:phillips.com

腕時計はユーザーに寄り添って時を刻むもの

頻繁に時計を買う、または買い替えるような時計コレクターでもない限り、腕時計には少なからず持ち主の趣味趣向が反映されるものであり、特に日々愛用され、歴史的な場面に何度も立ち会ったことが写真や映像で明確に残っている場合には、まさに計り知れないものになっていく可能性が有ります。

今後も有名な前オーナーを持つ時計は注目を集め続け、ファンを楽しませてくれるに違いないでしょう。

ロレックス デイデイトRef.1803

落札日:2019年12月10日
落札価格:1,220,000USドル

情報元:phillips.com ほか

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加藤

加藤

時計買取専門店アンティグランデ WEBサイトの運用担当。 時計の相場や、新作など、お客様のお役にたてる情報を発信できるようこころがけております。 愛用時計:オメガ スピードマスター/趣味:カメラいじり
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