ニュース 2020年8月1日 by 清水

Hモーザー　チャリティ企画。日本限定ブルーホライズンのプロトタイプを発売

チャリティー企画について

Hモーザーはチャリティー企画として、過去に日本限定で発売したエンデバーセンターセコンドオートマティックコンセプト“ブルーホライズン” Ref.1200-0204のプロトタイプである1本のモデル（非売品であった）を発売します。　新型コロナウイルス感染症の研究を行う国立国際医療研究センターを支援を目的とし、売上金の一部が寄付されます。

ブルーホライズンは青い水平線という意味で新作を象徴するブルーの文字盤を表したものですが、メーカーは、現在の医療や介護に従事する方々への敬意・感謝を表すのにふさわしいモデルであると考え、こうした企画を立ち上げたそうです。

ブルーホライズン Ref.1200-0204

Hモーザーは文字盤上にインデックスやロゴなど、装飾の一切を排除したモデルをコンセプトウォッチと呼んでおりRef.1200-0204もその一つです。

グラデーションのような配色は煙をモチーフにしておりフュメと呼ばれています。本作は既に発売されているブルーフュメよりもより鮮やかな色合いが特徴的です。

ムーブメントは自社製造のCal.HMC200が搭載されています。Hモーザー擁するプレシジョン・エンジニアリングは、世界でも珍しいひげぜんまいを自社生産できるメーカーでムーブメントCal.HMC200にも彼らによる傑作のひとつ“シュトラウマン・ダブルヘアスプリング・エスケープメント”が搭載されています。

本来1つしか付いていないために動作に偏りのあるヘアスプリングですが、“シュトラウマン・ダブルヘアスプリング・エスケープメント”は全く同じように仕上げた2つのヘアスプリングを上下対照に取り付ける仕組みをとっています。これによって偏りは反対側のヘアスプリングによって矯正されるため、高い精度での動作が可能となります。