機械式時計のオーバーホール

時計のオーバーホールはメーカーでは高いことも。

修理電話問い合わせで一番多いのがオーバーホールって大体いくらぐらいかかるか料金の目安を教えてほしいという問い合わせです。

確かに一番気になるのは価格かと思います。時計が好きで複数本所有していればメンテンス費用はそのぶんかかりますしね。メーカーに出すとどうしてもオーバーホール代が高くなってしまうので弊社のような修理会社に相談いただくのだと思います。

時計修理技師

時計のオーバーホールとは

ちなみにオーバーホールとは 分解し 洗浄し 組み上げながら 部品調整、注油を行い点検をいたします。オーバーホールの際に悪くなった部品は一緒に交換いたします。機械油(潤滑油)は3~4年で変質・劣化が始まりますので3~5年に一度はオーバーホールをお薦めします。

時計のオーバーホール

時計のオーバーホールの相場は? メーカーに属さない修理技師の専門店

当店のようなメーカーに属さない時計修理専門店ですと、ざっくりいうとオーバーホール+部品代で2~5万ぐらいです。オーバーホールと部品交換をしてのトータルの大体の修理金額を種類ごとに分けてみました。あくまでも金額は弊社の修理代の目安ですが、修理会社の目安とお考えいただきメーカーと比較の検討材料にしていただければと思います。

時計のオーバーホール料金の相場 機械式・電池式・アンティーク時計

機械式時計のオーバーホール料金 相場


ロレックスデイトジャストのオーバーホール

械式時計(ゼンマイで動くもの) 3針・カレンダーのみ

およそ20,000円~40,000円ほど


ゼニス エルプリメロのオーバーホール

機械式時計(ゼンマイで動くもの) クロノグラフ

およそ30,000円~50,000円ほど

クオーツ時計のオーバーホール料金 相場


パテックフィリップ 24のオーバーホール

クオーツ時計(電池で動くもの)

およそ15,000円~25,000円ほど

アンティーク時計のオーバーホール料金 相場


サブマリーナ 5512のオーバーホール

アンティーク時計 (ゼンマイで動くもの) 3針

機械の部品生産、流通が終了した旧型モデルが該当します。

およそ30,000円~50,000円ほど

時計のオーバーホール料金が高くなる場合

水入りで錆が広がっている等コンディションの悪い場合、外装の修理が加わった場合、複雑な機能が備わっている場合、メーカー独自開発ムーブメントなどレアな機械は、また金額が高くなってまいります。

水が入って錆びた時計

ご依頼の多くは長年ご使用した時計のため、それぞれコンディションが異なりますのあくまでもお目安となります。コンディションが悪ければ部品の交換が複数出ますので、そうなりますとトータルの修理代は膨らんでしまいます。

時計のオーバーホール時期は3~5年に一度

数年使用しますと油切れによる部品が摩耗してきます。オーバーホールの際に使用困難な部品は交換いたしますが、すべての部品が交換できるわけではありません。

時計の部品 歯車

メンテンス期間が空いてしまうと全体的な部品の摩耗や劣化によって、精度が姿勢によって誤差が大きくなる、新品の時のようにまでは調子が上がらない、外装が傷んでパッキンをかえても防水性が回復しない等 起こってしまうこともございます。

完全に止まってしまう前の定期的なメンテンスが、時計のメンテンス費用を抑えて長くご愛用いただくためのポイントとなります。

機械式時計のオーバーホールが必要と思われる兆候

機械式の場合は 時計が進む、遅れる。ゼンマイを巻き上げた感触が重たい。持続時間が短くなった。などがありましたらオーバーホールが必要な兆候です。異変を感じましたらお早目のオーバーホールをお勧めいたします。

状態の悪い機械式時計

また、時計を長期間にわたり動かさなくても油の変質がおこり、油が固まってしまっている場合もありそのまま使用するのはよくありません。長年使用していなく久しぶりに使う場合は、オーバーホールされてから使用されることをお薦めいたします。

クオーツ時計のオーバーホールが必要と思われる兆候

クオーツの場合は油切れでも影響が出にくく動いてしまったりするので、全くオーバーホールしないという方もいるかもしれませんが、機械油は時間とともに変質・劣化します。

電池式時計の検査

電池の消耗が早くなった、遅れるというのは明らかなオーバーホールが必要な兆候ですが、不具合が出ない場合でも2回目の電池交換の時には5~6年以上経っているはずですので、オーバーホールされることをお薦めいたします。

時計の使用年数やお取り扱い方、コンディションにより3~5年を目安にオーバーホールをお薦めいたします。

東京で時計修理するならオロロジャイオ

弊社のオーバーホール後の精度や動作に関する保証は1年間となります。部品交換の判断や見解は修理会社によって違うかと思いますが、弊社では次回の3~5年後のオーバーホールまでなるべくは不具合がおきないようにと考え、オーバーホールのお見積りをご提案しております。

参考の1つに考えていただければよろしいかと思います。

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石田

石田

所属:株式会社Altomare/担当:修理サービス アンティークウォッチから高級ブランド時計まで、腕時計の修理に関する情報をおとどけいたします。

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