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時計修理専門店オロロジャイオの石田です。
暖かい季節になり、服装もより軽やかになってきました。
これからの時期、シンプルなコーディネートには腕時計が欠かせないとお考えの方は多いのではないでしょうか?
ファッショナブルな方でしたら、時計のベルト交換で変化をつけてシーンごとに楽しみたいという方もいらっしゃると思います。
ただ時計の交換ベルトも様々で、シーンにあったものを選ぶことが大切なポイントとなってきます。例えば、暖かい時期は汗をかいたり、雨や海辺のレジャーなどで、時計が湿気や水分にふれる機会が増え、革ベルトなどでは劣化を早める要因となってしまいます。
そこで今回は、ベルト素材や周辺部品が活躍するシーン、そしてその特性、注意すべきことをご紹介したいと思います。
ベルトの種類、おすすめのシーンと注意すること
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ラバーベルト
おすすめシーン:汗をかきやすい夏場、海辺での着用やレジャーなどに
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特性
スチールブレスと比べて、海、汗など湿気や水分による劣化が少ない
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注意する事
ゴムなので経年劣化によりひび割れが起きる。また遊環が切れるといった欠損も多い。
ダイバーズウォッチは総じて本体ケースが重く、ひび割れがあるとベルト切れにつながる可能性が高い。(海中で落下すれば、紛失の恐れがあります)
TIPS:ダイバーズウォッチを海で使う際は非常に注意が必要です。
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防水時計 気圧別の許容範囲
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ナイロンベルト
おすすめシーン:汗をかきやすい夏場、海辺での着用やレジャーなどに
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特性
スチールブレスと比べて、海、汗など湿気や水分による劣化が少ない
ナイロンは柄物もあって遊び心があり、革よりもコーディネートをたのしめる。よりカジュアルな印象。
アウトドアなど、汚れを想定したシーンでも、安価で気を使わない。洗濯ができる
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注意する事
1年も使用すると傷んできますので、革ベルト同様交換をおすすめします
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金属ブレス
おすすめシーン:ビジネス・冠婚葬祭・アウトドアなど幅広いシーンに
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特性
水分湿気に強い。
長く使用できる。シンプルなデザインほど壊れにくい。
汚れを落としやすい。
外観の印象は、どういったシーンにもマッチする。
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注意する事
スチールブレスは水分湿気に強いが、汗や海水などを放っておくと錆びの原因に。 バックル部分なども汚れの放置で破損の原因になる。清潔に保つことが重要。
ネジの固着が生じた場合など、修理代は1万円以上することも。
純正ブレスは、一式の交換費用が高額。
社外品の金属ブレスは要注意。(おすすめできません)
・素材や、作りなど質が劣る。
・弓カン(フラッシュフィット)やピンやバネ棒がささる穴の位置が合わないこともある。
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革ベルト
おすすめシーン:涼しい時期や場所。またビジネスなどフォーマルな場面で
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特性
前述のようにアウトドアには不向き。
頻度の高いフォーマルなシーンではスチールブレスとともに革ベルトがあげられる。さらにフィット感で選ぶなら革ベルト。
時計に落ち着いた表情をあたえる。
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注意する事
消耗品なので、クロコダイルなどの高い素材より、安価なカーフなどがお薦め。(メーカーではカミーユフォルネ、モレラートなどが人気です)
汗や海水などによって劣化をはやめるので、夏場の着用には不向き。
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Dバックル
おすすめシーン:毎日使うなど脱着頻度が高い場合に。高額なので落としたくない場合。
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特性
装着することで、ベルトの両端をつなげ、脱着時の落下(水没など)を防ぎます。
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注意する事
購入時はラグ幅、尾錠幅のあったものを選ぶ。
ベルトの購入・交換はお店で直接
いかがでしたでしょうか。
ここまで様々なベルト(ブレス)をご紹介しましたが、いざ購入する際には百貨店や家電量販店の時計コーナーなどで、直接手に取って探すのがオススメです。
特に革ベルトの場合は色や厚み、光沢や柔らかさなど画像だけでは判断できない要素が多く、WEBサイトなどの写真で見る印象とは異なってきます。店頭のスタッフさんに、時計のラグ幅、尾錠幅にあったサイズの相談もできるのでスムーズに選択できます。
さらにベルトの交換作業は購入したお店さんで対応してもらうのがよいでしょう。慣れない方が交換を行うと、時計本体を傷つけたり、ラバーベルトなら工具を滑らせてベルトを切ってしまう場合もあります。さらに長年使用している腕時計のベルト交換では、バネ棒・ピンが汚れや錆で固着している可能性もあり、簡単にとれないこともあります。最悪の場合は、時計やベルトが壊れる可能性もございます。
ベルト選びの際には、ここで挙げた素材別の特性を理解し、直接お店でご購入・取り付けをなさってください。
もしベルト・ブレスまわりのトラブル等ありました際には、私どもオロロジャイオにご相談下さい。ご連絡お待ちいたしております。
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石田
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