オーデマピゲは、2021年の“ONLYWATCH”オークションの為に、世界に1本のロイヤルオークの「ジャンボ」エクストラシン 15202XT.GG.1240XT.99を提供します。
これは、1972年のロイヤルオーク1ST“5402A”に搭載された、高級薄型自動巻きムーブメントcal.2121を搭載した、“最後の”15202リファレンスです。
ロイヤルオーク5402Aへのオマージュ?
文字盤はグレーのプチタペストリーダイヤルと、一見して少し物足りなさを感じるかもしれません。しかし文字盤をよく見ると、、1ST“5402A”など初期モデルのタイポグラフィと“AP”シンボルが用いられており、メーカーの思い入れが感じられます。70年代“前衛的過ぎた”時計のアイデンティティーは、今や温かみを感じさせるものになりました。
左から15202XT、1st 5402A、15202ST
ケース・ブレスレット
外装は、ミドルケース・ブレスのコマにサンドブラスト仕上げのチタンを、そしてベゼル・ブレスレットリンクなどには初の試みとなるバルクメタリックガラスを採用しています。
バルクメタリックガラスとは、レアメタルであるパラジウムベースの合金で、高強度、耐摩耗性、耐食性に優れた素材。メーカーのプレス記事では、「手作業で仕上げる事で、独特の輝きを放つ」と記されています。
自動巻ムーブメントcal.2121
機械は、ロイヤルオークの1stモデル“5402A”、“エクストラシン15202ST”同様に傑作自動巻ムーブメントcal.2121(ルクルトcal.920ベース)を搭載。背面はトランスパレントとなっており、cal.2121の動きを眺める事ができます。
来年2022年は、ロイヤル オーク誕生50周年のタイミング。39mmの新世代ロイヤルオークが登場する予定となっています。前述の通り、新しいリファレンスの登場を控え15202は生産終了になる事が決まっています。
“ONLYWATCH”として、15202最終モデルとして相応しいロイヤルオークとなったのではないでしょうか。
ロイヤルオーク エクストラシン “ONLYWATCH”15202XT.GG.1240XT.99
パワーリザーブ:40時間
防水性能:50M
外装素材:バルクメタリックガラス、チタン
製造数:世界限定1本
情報元:audemarspiguet.com
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