カラトラバref.96

1839年に創業して以来、一貫して親族経営を貫き、独立を維持してきたウォッチメゾンとして最古の存在であるパテック・フィリップ。

21世紀の現代においても、パテック・フィリップ ミュージアムに収集、保存されている膨大なコレクションをはじめ、圧倒的な資産を自己所有するスターン家には、親会社や銀行の顔色を窺ったり、無理に数字を追う必要がありません。

すなわち、本人たちが望まないものを作る理由も、望まない取引をする理由も無いのです。

このメゾンのミッションはただ一つ、自らの理想を追い求めること。
こんなにも純粋に、長期に渡って世界最高の時計を目指し続けてきたメゾンは他に存在しないのです。

カラトラバ十字 — 高貴なるウォッチメゾンの象徴

1887年4月27日、ジャン・アンドリアン・フィリップ氏は、パテック・フィリップ&シーの社名と共にカラトラバ十字を商標登録しました。

カラトラバ十字

このパテック・フィリップの象徴として誰もが知るカラトラバ十字は、西暦1158年、ムーア人に対してカラトラバ要塞を擁護したカラトラバ騎士団の行進旗に使用されたものといわれています。

当時の騎士が理想とした勇気、礼節、独列を象徴するカラトラバ十字は、4本の百合で構成された完全なシンメトリーデザインを構成しており、その醸し出す完全な調和、そして高貴なイメージは、パテック・フィリップにこそ相応しいといえるでしょう。

1932年

1932年、パテック・フィリップの経営がスターン家に引き継がれました。

それまでにも数々の特許や表彰、そして各国の王族や貴族、著名なコレクター達の名を連ねた顧客名簿に恵まれながらも、当時のパテック・フィリップの経営は重要な局面を迎えていたといいます。

パテックフィリップ 懐中時計

1930年代当時はまだ懐中時計が主力の時代でしたが、第一次世界大戦は腕時計の有用性を広め、鉄道の発展と共に普及してきた懐中時計は、自動車や航空機の出現と共に時代遅れになり始めていたのです。

ジャンとシャルルのスターン兄弟は、新しい時代を担うプロダクトについて模索しました。

ドイツの合理主義、バウハウスの誕生

第一次世界大戦の終わり、1919年にドイツ中西部の都市、ヴァイマルに芸術学校、国立バウハウスが開校しました。

モダニズムを代表する建築家であったヴァルター・グロピウスが初代校長を務めたこの学校は、当初は総合芸術としての建築を広める事を目的としていましたが、モダンデザインへの探求心は留まることなく、ワシリー・カンディンスキーらのアバンギャルドな造形教育の場として一時代を築きました。

バウハウス

当時のドイツを席巻したファシズムの影響によって、国立バウハウスは1933年に早くも閉鎖となりますが、そのイデオロギーの中心に有るのは、芸術と工業デザインを統一出来るという、人生のあらゆる側面におけるデザインの統一という概念でした。

強調すべきは単純化され、幾何学的形態化を通じた機能性であり、エンドユーザーのエクスペリエンスを低下させることなく、全く新しいデザイン — ミニマルでモダンなデザインを容易に再構築できることです。

バウハウスの学生たちは皆、機能性と使いやすさに細心の注意を払いながら、実用性と必要性に焦点を合わせて設計する事を教えられました。

そしてこのバウハウスの精神はタイポグラフィにも拡張されました。

すなわち、視覚的な明快さを重視して、実際のコミュニケーションの手段の改善を芸術的表現の改善を通じて行うという概念であり、その直感に訴えるタイポグラフィの研究は、情報過多といわれる現代において、益々重要性を増しているといえるでしょう。

バウハウスの影響によって生まれた歴史的タイムピース

そんなバウハウスの手法、すなわち機能性と使いやすさに細心の注意を払いながら、単純化、幾何学的形態化を進める方法論によって、それまでの懐中時計とは決定的に異なる、「腕時計専用設計」の時計が生まれました。

その設計者はバウハウスに強い影響を受けたとされる英国の時計師、デビッド・ペニー氏でした。

丸形の小さな腕時計用のムーブメントを手首の上に固定して使用する腕時計、その外装がどうあるべきかについて、懐中時計のデザインの影響を受けることなく、白紙の状態から思考を重ねた結果として生れたものは、ミニマルでありながら、それまでにないエレガンスに溢れるものであったのです。

カラトラバref.96

そのベゼル、ミドルケース、裏蓋の3ピース構造からなるピュアなラウンドケースは本体と一体化されたラグを持っていましたが、この「本体と一体化したラグ」は腕時計の創生期に生れた他の歴史的な傑作達、すなわちカルティエのタンクやロレックスのオイスターなどに同じであったのです。

中でもシンプルでユーザビリティに優れるデザインを目指したぺ二-氏のデザインは、その当初からタイムレスな魅力を持つ洗練されたものであった点には、大いに注目すべきでしょう。

特徴的なダイヤルデザイン

そのダイヤルデザインは、シルバーダイヤルにケースと同色で砲弾型のアワーマーカー、ミニッツトラックにもケースと同色の立体形成されたドットが並び、6時位置にスモールセコンドを配したものであり、長短針には視認性を確保するべくボリュームを持たせながらも先端を尖らせることで、インデックスを覆い隠すことなく判読性を確保した、ドルフィン型が採用されました。

カラトラバ

これはすなわち、この腕時計が登場する前からパテックが懐中時計に採用していたデザインを縮小したものとも言われていますが、ここにもバウハウスの影響か、その文字盤はあくまでフラットなものでした。

歴史的タイムピース、カラトラバ Ref.96の誕生

このデビッド・ペニー氏による腕時計を手にしたスターン兄弟は、ベーシックモデルとして今後のパテック・フィリップを代表するものになると直感したといいます。

スターン兄弟はこの腕時計に同社として初となる、数字によるリファレンス番号「96」をを与え、パテックフィリップの未来を託したのです。

Ref.96のムーブメント

登場当初のRef.96には、何と12リーニュのジャガー・ルクルトベースのムーブメントが搭載されていたといわれています。

これはスターン兄弟がパテック・フィリップの経営を引き継ぐ際に、同時に引き継いだ資産の中に含まれていたパーツ類の中から使用したものといわれています。

スターン兄弟が経営を受け継いでからは全体的にインハウスムーブメントにシフトしましたが、1934年までにはRef.96もインハウスムーブメントのキャリバー12-120に置き換えられました。

キャリバー12-120もルクルトベースのムーブメントと同じく直径は12リーニュ(27mm)、製造する全てのムーブメントにジュネーブシールを与えられる唯一のメゾン、パテック・フィリップ製のムーブメントらしい、優雅なジュネーブ様式のブリッジ分割やスワンネック緩急針のデザインに加えて、ブリッジ全体に施されたコート・ド・ジュネーブ、ネジやテン真まわりに施されたポリッシュ仕上げ、地板に施されたペルラージュ仕上げなど、今改めて眺めても、ソリッドバックの裏蓋に閉ざされるにはあまりに勿体無いと感じる仕上がりです。

約40年間に渡るロングセラー

カラトラバRef.96はそのリファレンス番号はそのままに、センターセコンドの3針モデルや2針のモデルが加えられたり、ダイヤルもオリジナルの砲弾型インデックスを基本としながらも、エレガントなブレゲ数字のアワーマーカーを配した文字盤をはじめ、アールデコの香り高いセクターダイヤル、夜光アラビア数字インデックスを配したパイロットウォッチ風のブラックダイヤルといったレアバリエーションまで、様々なデザインが加えられていきました。

カラトラバref.96 ゴールド、プラチナ

カラトラバRef.96はケース素材もイエローゴールドを基本としながら、ピンクゴールドやステンレススチールなども採用するなど、スターン家の人々によって大切に育てられ、誕生当初に目指した通り、Ref.96はパテック・フィリップを代表するシンプルウォッチとして、また全ての腕時計の模範として不動の地位を築き、無数のフォロアーを生み続ける存在となったのです。

ビンテージ・パテックの顔、エナメル象嵌の文字盤

ここでパテック・フィリップのビンテージに見られる、通常はプリントによって描かれている文字やインデックス等が立体感を持って描かれている、特徴的な文字盤について触れておきましょう。

これはクロノス誌によればエナメル象嵌と呼ばれるものであり、その製造はパテック・フィリップを受け継いだスターン家が古くから経営してきた文字盤メーカーによるものといいます。

文字盤の素材としては真鍮が一般的であるのに対して、この文字盤では銀、一部で金が使用される例もあり、0.5~0.6ミリ程度という、一般的な文字盤の倍程度の厚みを持っています。

カラトラバ エナメル象嵌

ロゴ等の文字部分は、彫金師が深さにして0.2~0.3ミリ程度で掘り込み、これにエナメル職人がエナメルを流し込んで約900度で焼き固めます。

銀の融点に近い温度に熱することで、文字盤の表面に銀に含まれていた不純物が表面に浮き上がってくる為、文字盤の表面をエメリー布で約0.1ミリ程度削ります。

エメリーはコランダムと磁鉄鋼の混合からなる、鉄に近い重さと質感のある鉱石であり、粉末化して研磨用の布紙に用いられるものです。

その後文字盤の表面に筋目仕上げ、またはバフ掛けによるポリッシュ仕上げなどが施され、その上からクリアーのラッカーでコーディングしています。

筆者の個人的な見解では、状態が良いものほどクリアコーティングが厚く残っている傾向があり、元々は相当に厚くコーティングが掛けられていたものと思われます。

このエナメル象嵌の文字盤はパテック・フィリップの他にバシュロン・コンスタンなどのビンテージでも見かけた記憶があるものですが、パテック・フィリップでは1910年代くらいから1960年代前半の間に製作された時計に標準的に採用されている仕様です。

この文字盤は大変な手間をかけて作られたものであることに事に違いなく、まさに独特な雰囲気を醸し出すものですが、これが特にタキメーターなどのスケールが刻まれたクロノグラフに採用されている場合、ブランドロゴはもちろん、スケールのインデックスや目盛りの数値などの全に渡って均一な立体感が与えられており、その姿はまさに圧巻というほかありません。

1960年代初頭には、パテック・フィリップも一般的な真鍮の文字盤の採用を始めますが、これは同じくクロノス誌によれば、製造技術の発達によってシルバーメッキの真鍮製文字盤の品質が向上したことがその理由ではないか、と推測されています。

真鍮製の文字盤の採用が始まってからは、特に放射状や垂直方向をはじめとするヘアラインを強調するようになりますが、溶剤を多く含むペイントを使用した印刷面は他社と比較して非常に薄く、フラットながらも優れた発色を見せる、やはり製造に非常に手間のかかるものであり、現代にまで続く同社の特徴のひとつとなっています。

カラトラバ Ref.96の魅力について

Ref.96のケース径は31ミリであり、27ミリのムーブメントを保護するには充分な大きさであったと考えられますが、これを現在のトレンドをこれに重ね合わせてみればあまりにも小さく、人によっては、このカラトラバをレディースウォッチと見なしたとしても不思議ではないでしょう。

実際に現代のカラトラバのコレクションを眺めれば、レディースウォッチとしてデザインされている4897モデルでもそのラウンドケースは33ミリの直径を持っているのです。

これは筆者の個人的な思い入れに過ぎないかも知れませんが、このRef,96は独特のミニマリズムと高い視認性、そして作り込まれたディテールと共に様々な環境下で様々な光を受けては変幻自裁の表情を見せてくれるものであり、3日間も腕上にあれば、その深い世界が垣間見え、何とも愛着が湧くものと思っています。

そしてその愛着は、作り手による抜かりの無い熱心な取り組みが、ユーザーにサブリミナル効果の様に訴えてきた結果として生まれたものではないでしょうか。

すなわち作り手たちが拘ったディテールが、ある角度から光が入った瞬間に姿を現し、それまで気付けなかったその時計の思わぬ表情に心を奪われる。

一見シンプルで、特になんてことなく見えるビンテージのパテック・フィリップにこそ、そんな体験が沢山用意されているように思えてならないのです。

腕時計は腕に装着して使うもの、写真やショーケースの中に展示されている姿を穴が開くまで眺めていても気付けない魅力が、必ずやあるものです。

Ref.565、Ref.570

1938年にはRef.96をサイズアップしたモデルも誕生します。

前述の通り、現代の感覚からすれば「小さすぎる」とも思えるRef.96ですが、同じ時期に製造されていたロレックスのバブルバックのケース径がRef.96と同等の31ミリ、または32ミリ程度までが主流であったことを思えば、当時の感覚では必ずしも31ミリ径のRef.96が小さすぎたとはいえないことがご理解いただけることでしょう。

すっかり便利になった21世紀の現代においては想像しにくいかも知れませんが、かつて腕時計は装飾品である以上に時刻を知る為の、生活に欠かせない道具としての役割が大きく、となればユーザーの好む、好まざるによらず身に着けておかなければならないことが多かったのです。

現代においても装着感は腕時計にとって大切な要素ですが、かつてそれば今以上に大きな意味を持っていたと想像するのは、決して難しい事ではないでしょう。

すなわち軽く、せめて適度な重量に収まっていて、薄く、袖口に引っかからないことが重要であったのです。

もちろん、視認性が犠牲にならない範囲で小さい事は、有利な事であったのです。

そんな中でRef.96で作り上げたスタイルはそのままに、ケースサイズを35.5ミリにまで拡大したRef.565やRef.570をリリースしたのは、単により多くの顧客へ訴求する為であったといえるでしょう。

現在ほとんどその姿を見なくなってしまったRef.565は、スチール製のケースを基本とするパテック・フィリップにとって初の腕時計となりました。

ミドルケースと一体化したラグはそのままでしたが、ベゼルが廃された2ピース構造を持ち、裏蓋がねじ込み式に改められて、ケースの気密性が増しているのが特徴的です。

この点でRef.96よりも実用性に配慮したバリエーションと考えることも出来るでしょう。

一方Ref.96をそのまま大型化したかのようなRef.570は、ゴールドケースを基本としたモデルでした。

別部品のベゼルとスナップ式の裏蓋を持つ3ピース構造のケースもRef.96に準じたものでしたが、ケースの拡大に伴う開口部の拡大によって、外周にアールが付けられたボンベダイヤルが採用されている点が特徴的です。

Ref.565、Ref.570共に様々なケース素材や文字盤や針が与えられましたが、特にセンターセコンドの名品と呼ばれるムーブメント、キャリバー27SCを搭載した砲弾型インデックスを持つRef.570は当時から人気が高く、1960年代後半までの約30年間に渡って製造が続けられました。

Ref.2526

1953年に発表された、同時期のRef.2552と共に、初の自動巻ムーブメントを搭載したといわれるカラトラバのひとつであると共に、素晴らしい風合いを醸し出す陶製のエナメルダイヤル、そして一際の風格を誇る36ミリ径の堂々たるカラトラバケースの採用によって、数ある歴代のカラトラバの中でも王者と呼ぶに相応しい存在が、このRef.2526です。

陶製のダイヤルは一般的に強い日差しが照り付ける南国における経年耐性に配慮して採用されたものといわれており、このことから「トロピカル」としてコレクターに親しまれているモデルです。

当然の事ながら陶製のダイヤルは割れやすく、かつその生産数も最も一般的と言われるイエローゴールドケースでも2300本、ピンクゴールドケースは370本、プラチナケースは50本、そしてホワイトゴールドケースに至っては僅か30本のみといわれており、これらのオリジナルコンディションを維持した個体の希少性は計り知れず、古くからプレミアムウォッチとして国際的なオークションなどで注目を集めてきた存在でもあります。

更にその初期には、陶製のダイヤルにインデックスの足をはめ込むための穴をあけていた関係で、その穴の周囲がえくぼのように窪んでいる事からエクボダイヤルと呼ばれる文字盤が存在しており、これが更に衝撃に弱かったことからクラック一つないコンディションを維持した個体は更なるプレミアを生んでいます。

搭載するムーブメントは同社初の自動巻ムーブメント、キャリバー12-600であり、巻上げ効率の向上を目指して取り付けられた比重の高い18Kゴールド製のローターには、ムーブメントに施されたものとしては史上初といわれるギョーシェ装飾が施されている点が特徴的です。

パテック・フィリップは登場当初より熟成感を見せる完成度の高い新作ばかりを繰り出すことで有名ですが、このムーブメントにおいても細部に渡る磨き込みや、張り巡らされた耐久性への配慮など、見るべきところが非常に多いムーブメントです。

そしてその後期には更に耐久性と自動巻機構の性能が向上した傑作ムーブメント、キャリバー27-460を搭載したモデルも存在しています。

Ref.3520

バウハウスの強い影響の下に生まれた「奇跡」と呼ぶに相応しいRef.96が製造を終了した1973年、新しいカラトラバのデザインが登場しました。

あくまでフラットに作られたラウンドケースに、ベゼルに刻まれた特徴的な「クル・ド・パリ」装飾、そしてミドルケースとは別部品として製造され、ケースに固定されたストレートラグは、製造技術の進化により、耐久性の面でも問題ないレベルに達したことを意味しています。

ベゼルの装飾には機能的な目的が有るものではなく、これはすなわちバウハウスの影響下からの逸脱を意味するものといえるでしょう。

ホワイトラッカーのダイヤルに繊細かつエレガントなプリントローマインデックス、潔いまでに簡潔なバトン型長短針は完璧な調和と共に、カラトラバの次世代のスタイルを体現したのです。

このRef.3520は1980年代のRef.3919や現行モデルのRef.5119へと連なっていく新たなカラトラバの出発点として、重要なモデルということが出来るでしょう。

Ref.3960

1989年に創立150周年を迎えたパテック・フィリップは、時計史上最も複雑な時計といわれるキャリバー89をはじめ、様々な記念モデルを製作しましたが、その中にもカラトラバの新たな方向性を示す時計が含まれていました。

それがこのRef.3960 カラトラバ・オフィサーと呼ばれるモデルであり、その丸みを帯びたラウンドケース、ホワイトダイヤルにブレゲ数字のアワーマーカーとレイルウエイトラックがブラックでプリントされ、6時位置にはスモールセコンドを備え、ブルースチールのブレゲ長短針、後付けされ、敢えてバネ棒を使用せず、スクリューでストラップを固定するスタイルのストレートラグ、オニオン型リューズやヒンジ付きの2重の裏蓋等、これら全ては20世紀初頭に、小型の懐中時計にストラップを取り付けて腕に巻いていた時代を彷彿とさせるものであり、すなわちこれはあくまで腕時計専用設計を目指したRef.96とは全く逆の方向性を示すものでした。

これはカラトラバの進化形というよりは記念モデルとして作られた復刻時計の一種と捉える方がスマートなのかも知れませんが、その特徴的な2重の裏蓋やストレートラグといった意匠は、Ref.5227やRef.7200などの現代のカラトラバコレクションに受け継がれています。

現代を生きるカラトラバ

こうして多様化の一途を辿るカラトラバは現在、パテック・フィリップ自身によって、「ラウンドケースを持つシンプルウォッチのコレクション」として位置づけられています。

コレクション名としてカラトラバの名を使用するようになったのは1980年代頃からと言いますが、1932年に始まるパテック・フィリップが展開してきたコレクションのメインストリームがカラトラバであり、カラトラバこそがパテックフィリップを支えてきたプロダクトであることに違いは無いでしょう。

関連記事:カラトラバの系譜 その2

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加藤

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