コンクリートを基調とした建築作品で世界を魅了する安藤忠雄。
10代でプロボクサーを経験、20代は独学で建築を学び、1969年に安藤忠雄建築研究所を設立。
同氏の作品は、世界中で高い評価を得ています。
代表作に「住吉の長屋」、「光の教会」、「地中美術館」、「表参道ヒルズ」「プンタ・デラ・ドガーナ」など。
ブルガリと安藤忠雄
今回ブルガリは、日本の代表的建築家のひとりである安藤忠雄氏をパートナーに迎え、同氏とのコラボレーションモデルを発表しました。それが、「安藤忠雄xブルガリ オクト フィニッシモコレクション」です。このタイムピースは、チタンやカーボンといった現代の素材を用いて形づくられています。
画像:bulgari.com
安藤氏
「遠い宇宙空間に存在するブラックホールというテーマが頭をよぎった。時計の周辺から秒を刻む中心に向けて渦を巻き、次第に深みに見えなくなるといったイメージである。時と共に広がる水の波紋でもある。それは、集中から拡散への、時を超える、無限、永遠性の表現である。」
安藤忠雄xブルガリ オクト フィニッシモコレクション
安藤忠雄xブルガリ オクト フィニッシモコレクションは、限定の2モデルが展開されます。
オクト フィニッシモ オートマティック Tadao Ando- Limited Edition ref.SAP103245
こちらのオクトref.SAP103245は、薄型の自動巻きモデルで製造数は200本。
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特徴は、安藤氏デザインのダイアル。スモールセコンドの軸から螺旋が渦を巻き、広がっていきます。インデックスや、ブランド名のレタリングはありません。またダイヤル、外装にはサンドブラスト仕上げのチタンが採用されています。
画像:bulgari.com
ムーブメントには、ブルガリの代表的 薄型自動巻きムーブメントBVL138を搭載し、ケース厚は5.15mm。パワーリザーブは60時間となっています。ケース背面はシースルー仕様で、美しく仕上げられたムーブメントを眺めることができます。そして背面のクリスタル表面には、安藤忠雄氏のサインがあしらわれています。
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オクト フィニッシモ トゥールビヨン オートマティック Tadao Ando- Limited Edition ref.SAP103244
こちらのオクト ref.SAP103244は、自動巻きトゥールビヨンムーブメントを搭載したモデル。製造数は8本。
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ダイヤルは、ref.SAP103245がスモールセコンドの軸を中心に螺旋が施されていたのに対し、ref.SAP103244では、トゥールビヨンから同心円が広がっていくように、エングレービングが施されています。
画像:bulgari.com
ダイヤルと外装には、カーボンを採用。余計な装飾が無い分、素材の模様と質感が強調されています。
搭載されるムーブメントBVL 288は、トゥールビヨンムーブメントにおいて、世界最薄の1.95mm。さらにこの薄さで、自動巻きローターを備え、パワーリザーブは52時間という仕様。 ケース厚は、3.95mmとなっています。
画像:bulgari.com
ref.SAP103245同様に、背面はシースルー仕様、そして安藤忠雄氏のサインがあしらわれています。
こうした、余計な装飾を排し、且つ腕時計の既成概念を塗り替えるようなデザインは、オクトのルーツを生み出したジェンタに通ずるものがあります。
さらにref.SAP103245については、70年代に異端扱いされた最初期のロイヤルオークを彷彿させます。
ジェンタなら、このダイヤルを見てなんと言うのでしょう。
安藤忠雄xブルガリ オクト フィニッシモ オートマティック
ムーブメント:BVL138 自動巻き
パワーリザーブ:60時間
ダイアル:安藤忠雄氏による螺旋模様のチタン製ダイアル
ケース径40mm
ケース、ブレスレット:チタン製
防水性:30m防水
製造数:限定 200本
安藤忠雄xブルガリ オクト フィニッシモ オートマティック トゥールビヨン
ムーブメント:BVL 288、自動巻き世界最薄トゥールビヨンムーブメント
パワーリザーブ:52時間
ダイアル:安藤忠雄氏による螺旋模様のカーボン製ダイアル
ケース、ブレスレット:カーボン製、
防水性:10m防水
製造数:限定 8本
情報元:bulgari.com
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