バーゼルワールド2019から早2ヶ月。最も注目度の高いロレックスは、新作の登場はもちろん、廃盤となったであろうモデルのことなど、様々な話題が飛交いました。特に廃盤となるロレックスは、その後のプレミア化によって販売・買取りといった取引相場が高騰する場合があり、毎回注目を集めています。
今回は、2019バーゼルワールドのタイミングで、ロレックスの時計で廃盤となった、且つまだまだ人気の高いモデルを振り返りたいと思います。
- スポーツモデル:ここでは、公式サイトで言うプロフェッショナルウォッチ。デイトナ、サブマリーナ、エクスプローラー、GMTマスターなど。
- スチール製モデル:ゴールドなど貴金属に比べて、ステンレススチール製の時計は、ビジネス・カジュアルなど様々な場所で着用しやすい。このため、世界的にステンレススチールのモデルに需要が集まる。他方、中国では、他の国々に比べてゴールドの人気が高い。
- その他:製造年数が短い、流通量が少ないなど。有名人が着用することで人気が高まることもある
ロレックス 廃盤になった人気モデルと買取相場
以下にロレックスの公式サイトから姿を消したモデルの中から、買取相場の高騰に期待がかかる人気モデルをピックアップ致しました。
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GMTマスター116710LN 黒黒
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製造年数が10年以上の定番モデル。流通量が多いながらも、2019バーゼルのラインナップに、ブラックベゼルが無い事が要因してか、買取相場はここ2ヶ月で50万円近く高騰しています。
2018年5月 買取相場:800,000円
2019年5月 買取相場:1,300,000円
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GMTマスター116710BLNR
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バットマンカラーのベゼルで、2018年のシリーズ現行品中で最も人気が高かった116710BLNR。製造年数6年ほどという事もあり、バーゼル2019以降で買取相場が大きく高騰しています。青黒ベゼルの新作がでなければ、もっと高騰していたのではないでしょうか?
2018年5月 買取相場:1,150,000円
2019年5月 買取相場:1,650,000円 -
TIPS:バーゼル2019新作126710BLNR
ロレックスの新作発表で最も話題になったといってもいいGMTマスター バットマンの後継モデル。116710BLNRからの大きな変更点は、新型キャリバーcal.3285の搭載とジュビリーブレス仕様になった点。
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GMTマスター116719BLROブルー文字盤
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登場から、わずか一年で公式サイトから消えた116719BLROのブルー文字盤。ホワイトゴールド製で、元が割高な事もあり大幅な高騰はしていません。まだ目が放せないモデルです。
2018年5月 買取相場:2,700,000円
2019年5月 買取相場:2,900,000円 -
TIPS:バーゼル2019新作126719BLRO
116719BLROと同じホワイトゴールドXブルーダイヤルのモデル。高額且つ・メテオライト文字盤モデルの陰に隠れて、影をひそめています。116719BLROからの大きな変更点としては、Cal.3285の搭載があげられます。
これらが、バーゼルワールド2019のタイミングで廃盤になったと考えられる、定番系の人気モデルです。外観が116719BLROに近い、126719BLROが公式サイトに掲載されているため、116719BLRO廃盤の話題はあまり取り沙汰されていないように感じます。
現状「買取相場高騰」とは言えませんが、製造年数がわずか1年と短いため今後、販売価格・買取価格の高騰があるかもしれません。
相場は変動いたします。GMTマスターはもちろん、ロレックスの売却をお考えでしたら、ぜひアンティグランデにお問合せください。お待ちいたしております。
時計買取り専門店アンティグランデの買取り担当スタッフ。スイス時計販売店を経てアンティグランデに入社。主に腕時計の査定に関する情報をおとどけいたします。
愛用の時計:カルティエ バロンブルー/趣味:女子会 スポーツ観戦
村田
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