2021年10月の星座占い＆開運時計

今月の牡羊座のテーマは「綱引きをする」です。ライバルの存在が、牡羊座をパワーアップさせる着火剤のような役割を担ってくれるでしょう。つまり、向こう岸にいる人物が、牡羊座の視界に入りやすい月とも言えます。これまで別の世界にいた人物、違うルートのジャンルなど、自分と無関係であると思われたものが、実は合わせ鏡のように、否が応でも意識せざるを得ない存在となるのかもしれません。しかし、今月はそうした対極にあるものをモチベーションを高めるきっかけにしていくことで、結果的に自分の成長へとつながる運気です。敵を前にして逃亡するよりも、逆に敵から学びを得るようなゆとりある闘争こそ、牡羊座の持ち味を活かすスパイスとなるでしょう。綱引きをするようなハードな戦いを楽しみましょう。

今月の牡牛座のテーマは「パズルをはめる」です。多くのスケジュールを同時に消化していく、乱雑な雰囲気の中で過ごす月となるでしょう。忘れていたタスクや、終わったと思っていた案件など、ブーメランのように舞い戻ってくる「ほこりをかぶった重要事項」も、牡牛座を混乱させるものとなるかもしれません。ルーティンを重視する牡牛座にとって、このざわついた環境はストレス源ともなりうるもの。ゆとりのあるスケジュールをあらかじめ組んでおくことも、リスクを回避するポイントといえます。一方で、多くのタスクは牡牛座の野心を強化させるものとなるでしょう。パズルが難解であるほど、「絶対にクリアしてみせる」といったポジティブな負けず嫌い精神が、結果的に多くの成果を生み出していくことでしょう。

今月の双子座のテーマは「プレゼントを受け取る」です。登場人物が増え、その一人一人が、双子座にとって刺激と高揚感を与えてくれる人物の候補となるでしょう。人間関係はこんなに楽しいものだったのか…と、自分がまとっていたバリアを一枚でも多く外そうとする双子座もいるかもしれません。その出会いの中でとびきりのプレゼントを抱え、目の前に現れる人物も。ただただ人生を楽しもう、そのときを充実させようとする同じ志を持つ人物は、たとえ刹那的なやりとりであっても、日常を楽しくするスパイスとして、喜びを与えてくれるでしょう。今しかない楽しみを十分に味わいながら、今月は「重要でない、おもしろくないもの」は棚に上げ、プレゼントを楽しんでいく…という非日常的な月になるのかもしれません。

今月の蟹座のテーマは「雨戸を閉める」です。静かな環境を求めるようになります。環境は、決して落ち着いたものとは言えないかもしれません。他者からの干渉を受けたり、分のエリアに土足で踏み込まれたりするような、不快なニュースも舞い込みがちです。しかし、この時期の「不快感」は、ある程度のガードで十分に防げるものとなるでしょう。それは、原因となるものが「自分の心」に起因するものだからです。心をできるだけ平穏に保つ。ニュートラルな視点を持つことで、多くの雑音や目障りなものから自分自身を守ることができるでしょう。窓を閉めるだけでなく、今月はさらに雨戸まで閉める。外のまぶしい光も取り入れないようにする。完全なる自分の世界観をキープすることが、穏やかな日常のポイントとなるでしょう。

今月の獅子座のテーマは「ボトルを海に流す」です。先の読めないコミュニケーションの広がりが生まれるときです。昔交わし合った名刺が、時を経て非常に重要なアイテムになったり、旧友を通じて新たなプロジェクトがスタートしたりと、人の縁の摩訶不思議さに、新鮮な刺激を感じることもあるかもしれません。その出来事をふまえ、今月出会うひとりひとりの縁に強弱が生まれます。その都度変化する縁の温度を味わいながら、言葉を交わし合うことになるでしょう。まるで、海に流されたメッセージ入りのボトルが、長い時を経て誰かの手に渡り、リアルタイムのニュースとなるように、過去の自分が投げかけたメッセージを時間差でリアルの自分に強い影響を与える。そんな人生の繋がりを味わうのかもしれません。

今月の乙女座のテーマは「庭を意識する」です。地ならし、環境整備を重点的に行うようになります。乙女座は自分のペースで物事を進めていくことが得意です。他者だけでなく、自分自身も客観的に見る力に長けている中で、先月取り組んだこと、新たなチャレンジをていねいに調整していく流れになります。その中で、自分のエリアが今どのような状態であるか？ ということも、隅々まで見つめ、手を加えていくことになるでしょう。自分自身の世界を一つの庭と捉え、どこに花を植え、どこにグリーンを差し込むか。そして余計なものがあれば排除し、居心地の良い環境づくりに力を入れる。その過程は一見地味で退屈に感じながらも、確かな手ごたえをつかみ、次のフェーズへの足掛かりとなっていくことでしょう。

今月の天秤座のテーマは「一点豪華主義を貫く」です。華やかな空気の中で自由気ままに振る舞えるようになります。このところ、いまひとつテンションが上がらず、低空飛行の感があった天秤座も、足取り軽やかにあらゆるタスクを華麗に消化できるでしょう。同時に、自分の元へ舞い込んできたオファーやひらめいたプロジェクトなど、あらゆるものをスタートラインに並べるような、そんな緊張もベースとして敷かれることになります。ただ楽しいだけでなく、もっとレベルの高い骨太な幸福を手に入れるためにはどうしたらよいか？ を真剣に考えていく月となるでしょう。いつもは楽観主義、平和主義の天秤座でありながらも、気をしっかり引き締めるところを把握し、ここぞという時の真剣さが求められるのです。

今月の蠍座のテーマは「再点検をする」です。今いる環境に居心地の悪さを感じたり、信じていた人物の意外な一面に失望したりと、精神面において複雑な化学変化が起きやすいときと言えます。進めていたプロジェクトも一度見直してみよう…という流れになるかもしれません。この停滞感は、必要な見直しの合図とも言えるでしょう。強引に進めるよりも、勇気ある停止という選択を取ることで、大きなアクシデントから身を守ることができます。後退をすることが必ずしもネガティブでないとうポリシーは、蠍座だからこそ持ち得るものとも言えます。得意の洞察力と本質を見る目をフルに活用し、やがて訪れる1年に1度の発展期に備え、環境をしっかり整え、マイナスの芽を摘み取ることに力を入れる月としましょう。

今月の射手座のテーマは「高台へ行く」です。見晴らしの良い環境の中で行動できるようになります。気心知れたメンバーともに、心地よい時間が共有できるでしょう。プライベートタイムへの比重が高まります。日ごろの複雑な事情は心の中でしっかり線を引きながら、「今はこの楽しい時間をこのメンバーで過ごしていこう」と、ナチュラルな喜びを重視していく月となります。射手座にとってのJOYは、ただただ享楽的に生きるというよりは、高度な哲学を伴ったものになりがちです。楽し気な雰囲気の中でも、「生とは」「学びとは」と、難解なテーマが手土産としてメンバーに差し出されるのです。その行為ですら、優しく温かい目で迎えいれてくれる。心の充足が感じられるコミュニケーションを楽しみましょう。

今月の山羊座のテーマは「弱点を補う」です。高度なリーダーシップが求められるときです。チームで仕事をしている人も、そうでない人も、管理能力と先見の明が求められます。そして、多種多様な価値観の中で難しいかじ取りをすることになるでしょう。この時期は他者と歩調を合わせるというよりは、他者が歩きやすいようにサポートをするという役割のほうが強くなっていきます。他者の得意でない部分をカバーしたり、見えなかったほころびをいちはやく補修したりと、「弱い部分」をメンテナンスしていく過程で、自分自身の実力をつけていくことになるでしょう。自分の正しさを主張するより、他者の意見を聞きながら自分の意見をすり合わせ、取るべき行動を見つけ出していくという複合的な役割が求められるのです。

今月の水瓶座のテーマは「空を飛ぶ」です。躍動感あふれ、行動範囲も広がりのある月となるでしょう。新たな目標を設定したり、難易度の高い計画を積極的に立てたりと、自分にハードなトレーニングを課せば課すほど、向上心が高まりアクティブになれるでしょう。実際にこの時期の水瓶座は、周囲の人たちよりも一段高いところから景色を眺めるスキルが磨かれます。空を飛ぶ感覚で物事を俯瞰して見られるようになり、オリジナルな視点が結果的に社会に浸透し、誰かの役に立つアイデアとなって、人々に還元されていくのです。湧き上がる好奇心をしっかりすくいとりましょう。1年を通してスポットライトが強弱をつけながらも当てられ続けている水瓶座にしかできないことを集中的に創り出していく月となるでしょう。

今月の魚座のテーマは「地下に潜る」です。非日常を大切にすることで、自分自身を深く見つめ直したり、抱えている問題の本質を見つけたりと、深い発見が得られるでしょう。これまでしがみついていたものや、どうしても離れられなかった問題など、「執着」から解き放たれ、自分を真の自由にしてあげることも、今月求められて生きます。まるで地上の喧噪から離れ、地下に潜り自分だけの世界を味わうように。そしてそれが意外にもやがてくる浮上までの充電期間となり、自らを建設的に休ませるアクションとなるでしょう。一見ネガティブに思える行動が、総合的にはポジティブに転換させるきっかけとなるのです。自ら進んで姿を隠す。本当に心を許せる人とだけコミュニケートする、といった地下活動を楽しみましょう。