2018年3月21日。バーゼルワールド2018にて、ロレックスはあらたなモデルを発表。その目玉となったのがGMTマスター2の新作です。
INDEX 目次
GMTマスターとは
1955年、航空パイロットをターゲットに開発されたGMTマスター。第2時間帯の確認ができる、独自のGMT表示によって、多くのパイロットに愛され、世界的な航空会社パンアメリカン航空に公式時計として採用されたことでも有名です。また外観はペプシ・コークなど様々なカラーリングのベゼルが印象的で、ロレックスのアイコン的存在とも言えます。
赤青ベゼルなどGMTマスター2の新作
赤青ベゼルとステンレスケースのGMTマスター2 ref.126710BLRO
今作の最も象徴的なモデルが、赤青のセラクロムベゼルを搭載したGMTマスター2 ref.126710BLRO(Bracelet reference 69200)。2014年発表の116719BLROが連想されますが、今作ではケースにステンレスを採用。更に過去のGMTマスターでもラインナップされたジュビリーブレスレット(イージーリンク搭載)仕様となっています。ロレックス独自技術によって生まれた、淡い赤青セラクロムベゼルと、ステンレスケースの組み合わせは、最新作でありながら、初代GMTマスター6542を彷彿させます。
TIPS:ジュビリーブレス
1945年。最初のデイトジャスト発表に合わせて開発されたブレスレット。初代GMTマスターではオイスターブレスが採用されていましたが、後の1945年にはジュビリーブレス搭載のモデルが登場しています。ジュビリーブレスは通常スポーツモデルには採用されませんが、GMTマスターは登場当初よりハイクラスシリーズにカテゴライズされていることが採用の所以と考えられます。
116719BLROはブルーダイアルに
126710BLROのダイヤルは116719BLROに続いてブラックとなりましたが、ロレックス公式サイトの116719BLROの製品ページでは、ダイヤルのカラーがブルーに仕様変更されており、細かな差別化がはかられています。
116719BLROブラックダイヤルが、ディスコンとなれば、近いうちに買取相場・市場価格のさらなる高騰が予想されます。
黒ブラウンのベゼルとエバーローズゴールドのGMTマスター2
GMTマスター2 では初のエバーローズゴールド採用したモデルが2本が登場。エバーローズゴールドモデルと、スチールとエバーローズゴールドのコンビモデルがラインナップされました。ともに、新開発のブラウンXブラックのセラクロムベゼルを搭載しており、ドレッシーな印象にまとめられています。
70時間パワーリザーブのcal.3285を搭載
前作116719BLROのcal.3186から変わり、新たなGMTマスターにはcal.3285が搭載されました。耐衝撃性と耐磁性が高まり、さらにパワーリザーブは約70時間となっています。
バーゼルワールド2018 新作GMTマスター2
GMTマスター2 ref.126710 BLRO
•ベゼル:オイスタースチール、レッド/ ブルーのセラミック、数字と目盛りはPVDプラチナコーティング
•水深:100 m(330 フィート)
•ムーブメント:キャリバー 3285
•文字盤:ブラックラッカー
•ブレス:ref.69200 (イージーリンク)
GMTマスター2 ref.126711 CHNR
•ベゼル:エバーローズゴールド、ブラウン/ ブラックのセラミック、数字と目盛りはPVDピンクゴールドコーティング
•水深:100 m(330 フィート)
•ムーブメント:キャリバー 3285
•文字盤:ブラックラッカー
•ブレス:ref. 79205 (イージーリンク)
GMTマスター2 ref.126715 CHNR
•ベゼル:エバーローズゴールド、ブラウン/ ブラックのセラミック、数字と目盛りはPVDピンクゴールドコーティング
•水深:100 m(330 フィート)
•ムーブメント:キャリバー 3285
•文字盤:ブラックラッカー
•ブレス:ref.79201 (イージーリンク)
情報元:rolex.com

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加藤浩二

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