2021年9月の星座占い＆開運時計

今月の牡羊座のテーマは「靴を揃える」です。雑多な日常において、自分のなかの「テンポ」をしっかり取っていく月になります。いくつものタスクが重なり、そのひとつひとつが一筋縄ではいかないと感じる牡羊座もいるでしょう。また、シビアな評価を受けやすいときでもあり、気持ちがそがれ、進めることが困難な状況に陥ることも。しかし、実は事を複雑にしているのは、自らの行動や思考であるというケースもあるのが今月の特徴ともいえます。つまり、自分でテンポを決めて、それをしっかり守ることで防げるアクシデントも多いということになります。ひとつひとつの行動や、動作を確実かつていねいにしていきましょう。例えば、都度、靴を揃えなおすような、ちょっとしたアクションが、乱れが瞬時に整えられていく秘訣となるのです。

今月の牡牛座のテーマは「風を切る」です。非常にアクティブかつ、エネルギッシュな運気になります。自分のペースで歩んでいるつもりが、他者からみると疾走感ある存在として、一目置かれる場面もあるかもしれません。自分の中の楽しさ、心地よさを追求しつつも、やるべきことはちゃんとやるという、ハイブリッドな行動スタイルが牡牛座のステージを何段も上げてくれることになるでしょう。どんなハードな場面においても遊び心や好奇心を刺激させるといった、「JOY」の部分をキープすることがポイントです。風を切って歩む過程の中で、心地よい風は自分の中に取り込んでいく。一見ネガティブな状況であっても、あなたの心の風速が勇ましく吹き飛ばしてくれる…そんなドラマの主人公のような強さが武器となることでしょう。

今月の双子座のテーマは「アイテムを取り替える」です。自分が取り組んでいるものや所有しているものに賞味期限を意識して過ごしましょう。慣れ親しんだものほど、その鮮度を確認する必要があります。強い方向転換を強いられたり、細かい指摘を受けたりと、この時期は双子座にとって心地よくない、外的な影響を受けやすいかもしれません。他人の意見を受ける場合は、その真意をつかみとることも、毒となるか薬となるかの分かれ目になります。今月は潔いリセットも選択肢に入れてみましょう。正解と思っていたことも、もう一度見直してみる。そのために使い慣れたアイテムを取り替える場面もあるでしょう。日ごろの動作に変化を与えたとき、見えてくる景色があります。刷新された環境の中で、次のステージに移る準備をしましょう。

今月の蟹座のテーマは「ラインを引く」です。いったん、自分が進めていることを整理しその先について思案する、マイルストーンのような役割を持つ月となるでしょう。「特に悪いことはないのだけど、とびきり心が浮かれるわけでもない」といった、やや退屈さを感じる蟹座もいるかもしれません。その時こそ、より多くの情報を自分の中に流し込み、同時に良質なものをアウトプットしていくアクションが求められます。ときに、その循環をとらず、自分の心に貯めてしまいがちな蟹座ですが、ウェットな要素は外に押し流すように、自らをよりドライに保つ必要があります。その流れるルートを自分で作る。つまり、ラインを引く作業が、今月の蟹座のタスクと言えるでしょう。今後、自分がどの位置にたどり着きたいかを思案してみましょう。

今月の獅子座のテーマは「花を植える」です。ひとつひとつ、自分の足元を確認しながら良好な環境を築きあげるときです。歩みはスローになり、誰かに道を譲る場面もあるかもしれません。しかし、他人の後ろ姿を見るこの時期は、獅子座にとって決してマイナスなものではありません。今大切なことは、軌跡をていねいに彩ることであり、道を切りひらくときではないという心がけです。まるで行く道に花を植えるように、自分の成果を確認し、評価する。そして他者に分かりやすくそれらをアピールする…その行動により、やがて誰かがあなたにもっとふさわしい行き先を指し示してくれることになるでしょう。自分が持つプライドを他人に誇示するより先に、自分自身が認めていく。このアクションが強い自信と、持ち味につながることでしょう。

今月の乙女座のテーマは「ノートを開く」です。強い決意と共に、この先を積極的にクリエイトしていこうという、清々しい決意を心に秘める月となります。流れの悪さにフラストレーションがたまりがちだった乙女座も、ようやく主導権が渡され、思うように舵取りができるようになるでしょう。一方で、目標設定の脆弱さに気づく場面も。うまくいかないときと、うまくいくときとの目標を柔軟に変えることで、よりその先の未来がクリアに描かれていきます。その緩急が、今月の成果を左右することになるかもしれません。自分が何を考えているか。この先どこに向かっていきたいのか…を真剣に考える場や時間は、自分だけのノートを開き、思いのまま書き連ねていくことに似ています。その過程でまた新たな野望に気づけるのかもしれません。

今月の天秤座のテーマは「エリアを区切る」です。やや窮屈で、広がりの感じられない月になるかもしれません。元来、賑やかでオープンな場を好む天秤座であるものの、今月はピンと張りつめた雰囲気の中で、ルールや決められたタスクをやや強い形で求められる場面が増えるでしょう。人の声が煩わしく感じる天秤座もいるかもしれません。心がけたいことは、オンとオフ、表と裏など、対極にあるものの境界線をしっかり把握すること。自分が立ち入らない場所、他人が立ち入って欲しくない場所。ポリシーやライフスタイルなどは、自分とそれ以外の要素をしっかり判別すること。そのケジメや潔さによって、再び「自分らしさ」がよみがえります。受け入れられないものはどんなものかを確認し、次の飛躍の月に備えることとなるでしょう。

今月の蠍座のテーマは「水辺に立つ」です。ほっと一息。自分にとっての安らぎを求める月となります。気心知れた友人との時間であったり、学びたいものや目的意識が一致した仲間との時間であったり、緊張を伴わない人間関係や環境を重視していきましょう。その中で、人との付き合いの浅さや深さといったものの調整が求められる場面もあるでしょう。蠍座は比較的密な人間関係もストレスなくこなせる性質があるものの、過度な詮索や依存はお互いを苦しめることになります。興味のある対象に対しても、程よい力加減によって、効率よく取り組めるようになるでしょう。まるで水辺でほっと一息つくような。また、癒しを求める人々によって場が作られていくような、そんな心地よさを無理なく追い求めていく時間に癒しが感じられるでしょう。

今月の射手座のテーマは「荷物を抱える」です。プレッシャーを感じやすい月ともいえるでしょう。自分で取った選択の数々の責任をしっかり取る…その意味に気持ちが引き締まる射手座も多いかもしれません。自分に必要だと思ったアイテムをしっかりと抱え込み、次の旅の準備をする中で、あまり重要でない事柄を今の場所に置いていくような決断を取る射手座もいえるかもしれません。あなたにとって必要な荷物を選びとったり、誰かに譲ったり、といった判断もまた、慎重に行う必要があります。射手座にとって新しい世界に飛び込むことや、難易度の高い課題を差し出されたりすることはそれほど苦ではありません。むしろ与えられた挑戦状は、あなたを鼓舞するもの。だからこそパフォーマンスを発揮する環境づくりがポイントといえるでしょう。

今月の山羊座のテーマは「歌を歌う」です。エキサイティングな展開となっていきます。これまで認められなかった事柄に対し、再度評価を受けるチャンスに恵まれる山羊座もいるでしょう。大きなリセットも前向きに行える、そんな決断力も備わります。なるべく強い行動を取るときです。さらに、やや負荷のかかる挑戦であったり、学びであったり、自らに新しい景色を差し出すアクションも、運気を盛りあげるポイントとなるでしょう。ヘビーなときほど、ユーモアを持って進めてみましょう。まるで歌を歌いながら、険しい山を登るように。そんなたくましさも今月の山羊座といえます。登りきるためには、苦難をあえて受け入れながらも、飲み込まれない、ポジティブなパワーによって、与えられたチャンスをしっかり活かせることでしょう。

今月の水瓶座のテーマは「宝探しをする」です。目に見えない価値を自らの手で見つけたり、掘り起こしたりする作業が求められます。今月は目に見えるものと見えないものとの差が大きく、上辺の情報だけでは解決しない場面が多くなるでしょう。誰かの都合による情報は、あなたにとっては納得いかないものかもしれません。この「納得いかない」という直観こそが、今月のあなたを救うカギとなります。つまり、情報の奥の奥を掴む。本質をきちんと読み取る。そのうえで、隠されていた価値ある真実が浮彫りになっていきます。まるで宝探しをするような、そんな高揚感があなたを楽しませてくれるでしょう。自らの頭脳によって見つけ出した宝は、今後の水瓶座にとって大きな武器となり、さらなる飛躍を約束してくれることでしょう。

今月の魚座のテーマは「ライトをつける」です。注目度が高まり、あなたの決断や行動を注視する人が増えるでしょう。何かを決めなくてはならない立場であったり、リーダーシップが求められたりする人ほど、自らに当たるライトのまぶしさに戸惑いを感じることがあるかもしれません。今月は己が決めたことがルールとなる…という、いわば「思い通りになる」ケースも増えてきます。つまり、誰かの意向を組んだり、空気を読んだりすることにはあまり意味がなく、自分自身で空気を作りあげるような、独創性が求められるときとも言えるのです。どのような場で、どのような表現をしていくかといった想像力。そして、自分のステージは自分で作り、盛りあげていくという主体性を経て、頼もしい仲間が現れ、刺激的な展開を生みだすことでしょう。