2020年11月の星座占い＆開運時計

今月の牡羊座のテーマは「自分の身は自分で守る」です。他者との距離感が非常に近くなり、それによる束縛や軋轢がおきやすいときです。順調に進めていたことも方針転換を迫られたり、軌道修正を強いられたりと、自分の力ではどうしようもないストップがかかりやすくなります。しかし、今月のこの停滞感は、とかく前へ前へと進めたくなる牡羊座にとって、重要な見直し作業とも言えるでしょう。自分に向けられる意見はいくつものハードルを越えてやってきたもの。大きな価値があるものです。これらを聞き流したり逆らったりするのは得策ではありません。相手によって変えられるのではなく、それらの意見を自分のものとする、自分の身は自分で守るための課題を与えられる月といえるでしょう。

今月の牡牛座のテーマは「バランス感覚を重視する」です。ギブアンドテイク、WIN-WINなど、「相手と自分」「ＡとＢ」といった、２つの要素の中で物事を思案する場面が増えてきます。牡牛座にとって自分の道、ポリシーを守ることは、とても大切であり、簡単に他者に譲ることはありません。納得したことがらにのみ、パワーを相手に分け与えます。今月はそのパワーバランスを特に意識するようになります。自分の考えだけでは、既存のやり方だけでは進まない。そんな気づきも得られる中、異質なものを受け入れることによる成果も実感するときです。握りしめているものを分け与えること、そして分け与えられることによるメリットを強く感じる…そんな新展開が期待できるときです。

今月の双子座のテーマは「水をそそぐ」です。複数の時間軸の中で、必要なタスクの消化が求められていきます。もともとマルチタスクが得意な双子座ですが、今回はそのひとつひとつに丁寧さと誠実さを意識しながら取り組んでいくことになります。ときにドライになりがちなコミュニケーションにおいて、相手の心の奥底を見つめる緻密なスキルも求められていくでしょう。さらっとした軽やかな言動にウェットな要素が注がれたとき、双子座の人間関係は劇的に上質なものとなるのです。これまで敬遠していた他人のエリアにも堂々と足を踏み入れることで、新たな価値観が生まれ、視野が広がっていきます。雑多なタスクの中に埋もれた価値ある何かを見つける、そんな月になることでしょう。

今月の蟹座のテーマは「人生を謳歌する」です。心が高揚するような、そんな場面が増えてきます。なんとなく入っていた気乗りしない予定が、思いのほか楽しいひとときを過ごせたり、自ら仲間との語らいをセッティングしたりと、生活の軸を楽しい事柄に移行していこうという気持ちが高まります。とかく自らの心を自らの手で揺らぎやすいものにさせ、心の安定感を失いがちな蟹座ですが、今月は「楽しいところでキープしよう」という気楽さが備わります。たとえその先に何があろうとも、見えていないのだからむやみに悩むのは止めようという、心のコントロールができるのです。今月は自らの心を軽くすればするほど、運が軽やかに回転します。自分にとってのＪＯＹとは何かを確認してみましょう。

今月の獅子座のテーマは「周囲の気配を確認する」です。独りよがりな行動に注意したいときです。今月の獅子座は行動を積み重ねるよりも、安易に動じずにその場にとどまるスタイルがスムーズな循環を生み出します。物事の進展が緩やかになり、人の流れもスローになります。その中でもっと自分の存在感を強めたいという感情が生まれるかもしれません。しかし、今月は自分の言動に対する反応は、それほど強くないでしょう。むしろ自分自身で周囲の雰囲気をつかみ取っていく、裏方での業務が、功を奏す場面が増えていきます。これは、獅子座が陥りやすい裸の王様の状態をカバーする重要なアクションともいえるでしょう。木を見ずに森を見るような視野の広い堅実さを意識しましょう。

今月の乙女座のテーマは「過去のデータを振り返る」です。刺激的な情報網が張り巡らされていきます。的確な判断力を武器にその時その時を自分の力で解決してく乙女座ですが、今月はそんな自分のスキルに慢心せず、さらなる知識を得ようとする貪欲さが加わります。今の自分から未来の自分にベクトルを向ける中で、本質を見誤らないようにしようという、慎重さが加わるのです。この洞察力が乙女座に与えられることにより、非常に大きな武器となり、さらに的確な行動に導くことができます。今月の乙女座は多くの人に影響を与えるアクションを起こすことでしょう。自分が信じた道を心を許すメンバーとともに歩みましょう。過去のデータを分析し、未来につなげていくという手堅さを大切にしましょう。

今月の天秤座のテーマは「書物を読む」です。先月の勢いはキープしたまま、これからたどる道筋が正しいか否かを確認する作業が追加のタスクとして与えられます。今年の天秤座は静と動の落差が激しい環境の中で、一定の自制心を伴った行動が求められていました。縛りの強い環境の中、自分をどう光のさす場所へ導くか、光の存在となるかを強く思案したこともあるでしょう。先月から徐々にクールダウンと現状を受け入れ、その中で輝くスタイルを身に着けている天秤座ですが、新しい自分のスタイルを確認していく過程の中、「分からないことは調べていこう」という知的好奇心も芽生えてきます。自分自身を確かな存在にするために、ひとつひとつ調べて身につける習慣を意識しましょう。

今月の蠍座のテーマは「地ならしをする」です。これまでの努力が認められ、自分で作り上げてきたものが確かな形になったことを実感できる月です。始まりの合図とともに、靴の紐を結び直しスタートラインに立つ。そんな気持ちの切り替わりが行われます。蠍座は情熱的と言われる一方で、非常に慎重な部分も持っています。信じるまでは動けない…といった、石橋を叩いて渡るのが蠍座の性質です。その中で今月は蠍座の中で「これはＯＫだ」と確かなＧＯサインが出されるでしょう。それでもなお、走ることは避けておくという自制心も発揮されます。タイミングを読みながら下準備を万全に行い、ベストな時期を狙うといった、蠍座らしいポジティブな地ならしが行われていくことでしょう。

今月の射手座のテーマは「迷いを断つ」です。次のステージへ向けた最終チェックが行われます。やや裏側からのアプローチが増えるでしょう。自分の考えはいったん保留し、時流を読んだりキーパーソンの意向を確認したりといった下準備に奔走することになります。その中で得た気づきを元来もっている自分のポリシーと掛け合わせ、新しいものを作り出すというプロセスを大切にしましょう。今月射手座にとって必要なことは、「前進を前提とする」ということです。昔の経験や選択は射手座にとって有益なデータとなったとしても、過去の環境を再び作り出すことはベストとはいえません。迷いが生じたとしても、それでも新しい方を選び取るという強い決意が求められる月と言えるでしょう。

今月の山羊座のテーマは「残ったものに目を向ける」です。ドラマティックな山羊座の１年もクライマックスを迎えます。この１年間、多くのものを手に入れ、そして同じ数ほど失ったかもしれません。自らが指揮をとって環境を変えたという人もいるでしょう。ハードな展開を潜り抜けてきた自分と、自分にまつわる人間関係や成果などを確認するときです。失ったものにフォーカスせず、今後の旅路をどんなアイテムで武装していくか…を思案することになります。この１年で自己の成長を感じた人は新しいことに挑戦をしてみましょう。メンバーチェンジにも適しています。去る者は追わないという潔いけじめが、これからの発展の秘訣になります。新しい原理原則を作り出す第一歩といえるでしょう。

今月の水瓶座のテーマは「時代の先駆者になる」です。環境が徐々に変わり始めます。自由でオリジナルな人生を歩む水瓶座にとって、この世の中はどちらかといえば古くて窮屈に感じられるものでした。しかし新しいスタイルが提案されつつある今、水瓶座の心に真っ先に浮かんだフレーズは「自分の時代が来た」というものかもしれません。自由が許され、個人主義が尊重される。その流れを楽しむ自分に気づくことでしょう。今月はその考えをベースに実際に采配をふるう場面があるかもしれません。自分なりの誠実さが場を引き締めたり、盛り上げたりといった、新しい価値観を周囲にアピールすることになります。自分の考えに確信を持ちながら時代を作りあげることが求められていくでしょう。

今月の魚座のテーマは「その先へ向かう」です。広がりのある月になります。これまで心の中にあたためていたことや、野望や夢といったものが無限に広がり、現実の生活が色あせてみえるかもしれません。とかく周囲の空気を読んだり環境に染まったりしやすい魚座にとって、チャレンジというものは遠い夢物語に終わることが多いものです。しかし今月はもう少し、自分の色を出していこうかな…という意欲増すでしょう。今は誰かと一緒でもその先に同じ人物がいなくても構わない、自分自身がその世界を見たいから自分の足で向かう。という主体性が備わります。そのためにはささやかな勇気も必要になるでしょう。リスクを過度に想定せず、自分の足で踏みだしてみる。その一歩が希望を作り出します。