2021年12月の星座占い＆開運時計

今月の牡羊座のテーマは「哲学を生みだす」です。守備範囲が広がり、新しいステージでの課題を実感する月になります。猪突猛進に先頭を切って走る牡羊座も、向きを変えたり、登るべき山を変えたりと、新たな負荷を自分自身に与えようとするかもしれません。その中でどのような目標を設定するか、どの山の頂上を目指すかなど、指針設定の大切さを痛感することも。しかし、そのようなプレッシャーも、むしろ楽しく、新鮮に感じることでしょう。周囲の人への説得力も増すときです。一見荒唐無稽に思われるチャレンジも、牡羊座の勢いで頼もしい応援者であったり、温かく理解されたりと追い風に恵まれます。自分なりの哲学の発信が、より多くの反響を生みだし、次の世界への希望を感じさせてくれることでしょう。

今月の牡牛座のテーマは「深入りをする」です。洞察力が鍛えられ、なにごとにおいても、手堅く進めていけるようになります。持ち味である、ほどよい頑固さが、重要な場面で活かされるでしょう。自分のポリシーを貫く一方で、誰かの価値観の中にも深く食い込んでいかざるを得ないことも。何が本当の正解か分からぬまま、手探りでの前進も求められる状況もあるでしょう。しかし今月の牡牛座にとって、物事に深入りするという行為は、大きなメリットを生みだすもの。ひとつしかないと思っていたルートを新たに増やし、そのうえで行動範囲を広げたり、楽しみを見出したりと自分を変えることの楽しさが味わる月です。あえて他人に振り回されてみることで自分の道を得るという逆転の発想が功を奏すでしょう。

今月の双子座のテーマは「握手をする」です。周囲の登場人物が多くなります。これまで、目の前のタスクに追われ、どちらかといえば、人と交わることは二の次に考えている双子座も、徐々に表舞台へと導かれるようになります。世の中の矛盾や、納得いかないこと。それらを感度の高いアンテナでキャッチし、ときに疲れも自覚する場面があったかもしれません。プレッシャーを避け、静かな場所に身を置きたいと感じた双子座もいるでしょう。うまくノイズから逃れていくうちに、再びエネルギッシュな、そして刺激のあるほうへ好奇心の赴くままに進もうという気持ちが強くなります。自分の価値観では受け入れらない人や受け止めがたい事象などに、距離を縮めていこうという歩み寄りの月となるでしょう。

今月の蟹座のテーマは「息を整える」です。非常に多忙な時期となります。このせわしさは、自分が選んだのではなく、他者によって与えられるものとなるでしょう。優しさが勝るがゆえに、自分の本音や状況を隠したりながら、相手のニーズに応えるという場面も増えるかもしれません。断るよりも引き受けるほうが気楽だ…という蟹座も多いでしょう。よってオーバーワークな状況を引き起こすことも。今月心がけたいアクションは「息を整える時間を作る」ということ。同じタスクも、メンタルの状況次第でハードにもイージーにも変わります。日々をがむしゃらに生きるより、息を抜いたほうがうまくいく場面もあるかもしれません。自分に対する責任も進んで引き受けるために、まず息を整え、気持ちを落ち着けましょう。

今月の獅子座のテーマは「体を揺らす」です。華やかな運気の中で、自分にとって本当に大切なことは何か？ ということを遊びごころを持ちながら追求していけるでしょう。非常に楽しいときともいえます。心躍る予定が舞い込んだり、自ら計画を立てたりという場面もあるかもしれません。物ごとの明るい部分、ポジティブな象徴を指し示す役割を獅子座が担うことになります。人は動きのあるものに注目します。逆に、動きのないものには気づきにくく、気がつけば水面下で大切なことが進行していたという場面も。今月の獅子座は、その隠れた重要なものはあえて表に出さないよう心がけるでしょう。「今は楽しくしよう、問題はこの後取り組もう」という、メリハリの聞いたかじ取り役を担うことになるのです。

今月の乙女座のテーマは「地盤を整える」です。様々な雑音をシャットアウトして物事の本質を確認したり、一番価値あるものを見極めたりといった、腰を落ち着けて行うタスクが重視されます。同時に来年からの乙女座は、信じて疑わなかった自らのポリシーに疑問を持ち、リニューアルさせていくプロセスに入ります。一見、運の衰えを感じる乙女座もいるかもしれません。しかし、冷静かつ客観的に捉える力に長けている乙女座の多くは、どんなバイオリズムの低下にも必要な対応を取ることができます。そのために、今月はしっかりと静かな環境で自分の居場所を固めていく作業が求められるのです。「この環境ならじゅうぶん戦えそうだ」と自信を持ったとき、新たなステップの始まりが、実感できることでしょう。

今月の天秤座のテーマは「応援する」です。賑やかなコミュニティの中、自分の強みが思う存分発揮できるでしょう。誰かのひらめきが、自分自身のこれからに大きく影響を与えたり、逆に自分のアイデアを誰かに手伝ってもらったりと、それぞれが持つものを交わし合い高めていくプロセスを楽しめるようになります。活発なコミュニケーションは、天秤座にとって充実感をもたらす要素のひとつです。人の気配をエネルギーにしながら、自らを発光させていくことも、人生をより華やかにさせていく秘訣です。今月は誰かのターニングポイントにエールを送る場面にも立ち会うでしょう。そして力を貸したいという欲求にも駆られるかもしれません。人間が持つ可能性夢を馳せながらエネルギーを交わし合いましょう。

今月の蠍座のテーマは、「土を耕す」です。自分の足元を固め、豊かにさせていくプロセスが求められます。求めているチャンスの到来はもう少し先で、前進しているという実感はやや薄いものとなるかもしれません。しかしその動きの無さが、蠍座にとっては、むしろ行動力をUPさせるものとなるでしょう。誰も注目していないうちに、干渉をされないように自分の理想的な環境を整えるため、大切なものをしっかりため込んでおこうというしたたかさを活かすことになります。自分の内面から豊かになっていくために土を耕し、必要な種をまいて育てていくように、目の前に差し出されたプロセスだけに集中しましょう。それが然るべきタイミングで、自分のしてきた作業が注目され、新たな流れを生みだされる秘訣です。

今月の射手座のテーマは「小説を読む」です。切り替わりの月になります。新しいチャレンジを日常に取り入れたり、上手くいかない事柄は思い切ってリセットさせたりと、よりよくスタートさせるために自分を鼓舞させていくことになるでしょう。射手座は独自の哲学を持ち、さらにそれらをアップデートさえる力に長けています。多くの知識を得たいと思うし、難しいジャンルほど攻略したいという気持ちも高まるでしょう。自分の想像を超えるものほど気持ちがもりあがる一方で、同時に限界を感じる場面もあるかもしれません。もっとイマジネーション能力を鍛えるために、多くの経験を積みたいと望むのです。まるで小説を読み、誰かの人生を疑似体験するようなワクワク感を持ちながら、新たなフェーズへ移りましょう。

今月の山羊座のテーマは、「静寂を楽しむ」です。動きのないときともいえます。いつもプレッシャーに対する闘争心がベースにある山羊座にとっては、物足りなさを感じるかもしれません。誰かに舵取りを任せざるを得なかったり、潮目の変化を感じ、いつものコミュニティに違和感を感じたりと、ある種の孤独を感じる山羊座もいるかもしれません。ただ、この静寂は期間限定のものとなるでしょう。自分の役割が回ってくるまで、冷静な視点を鍛えながら、自分の立ち位置をしっかり見極めていく月となります。真実は別のところにあり、本当に大切なものは何かに気づく山羊座もいるでしょう。少し先の未来、あれは必要な静寂であったと気づいたとき、その選択をした自分にあらためて信頼感が芽生えるのかもしれません。

今月の水瓶座のテーマは「ディスカッションをする」です。切り替わりの月となります。この1年、スポットライトをあびることが多かった水瓶座。多くの場面において、主役の立場を担った人もいたことでしょう。強い追い風は次第に穏やかなものとなります。自分のペースで歩めるよう、環境も整っていくでしょう。その中で、この1年に得た自分の成果をしっかり見つめ直す時間がキープできるようになります。特に、新しい登場人物とは、今後の価値観のすり合わせをしっかり行っていきましょう。相手に対する信頼度を確認するように、ときに鋭い意見の交わしあいもあるかもしれません。レベルの高い仲間を得たことに喜びを実感しながら、新たなフェーズへと移行するための下準備を共にしていきましょう。

今月の魚座のテーマは「笛を吹く」です。12年に1度の、開拓期が始まります。すでに、新しいポジションに取り組んでいる魚座もいるかもしれません。合図とともに、今月から来月にかけ、これまでとは違う物事の広がりとスピード感を味わうことになるでしょう。心身ともに、優しく平和な場所に身を置きたいというポリシーを持つ安定志向型の人は、ややプレッシャーの強いものとなるかもしれません。逆に変化を楽しみ、先の見えなさがエンターテイメントにように捉えられる人は、今月は心の躍る場面が増えることでしょう。1年をかけて変化を積極的に選びとる魚座の多くが、自分が主人公のドラマを作りあげていくことになります。付き合う人や引き受けるプロジェクトなど、確かな目で取捨選択をしましょう。